医師紹介
院長ご挨拶
平成元年、綱島の地に診療所を開設して以来30数年の間、思えば短く、また長く綱島の大きな変貌を身近に感じながら内科診療にて地域医療活動に密着して取り組んでまいりました。この間受診された皆様に分かりやすく納得される医療を提供して来たと自負しております。内科医は問診から始まり、視診、触診、そして打診と基本的診察にはいります。今後もこのスタイルを変えることなく、より心地よい環境の下、更により進歩した診断、より質の高い治療を目指し診療所の全面改装を令和4年8月に行いました。そして新しく診療スタッフを加え日進月歩の医療に対応しうるクリニックを目指しつつこれまで同様、患者様に理解される丁寧な医療を提供していくよう心掛ける所存です。
院長 佐々木 坦
院長経歴
1973年 | 日本医科大学卒業 同大学第三内科入局 一般内科研修(循環器ICU,放射線科など) |
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1980年 | 消化器内科学専攻 |
1987年 | 博士号取得 日本医科大付属病院学第三内科兼任講師 |
1989年 | 同辞任 |
1989年 | 佐々木消化器科内科開設 |
1990年 | 日本医科大学小杉病院消化器センター兼任講師 |
1991年 | 同辞任 |
2002年 | 佐々木消化器科内科より医療法人社団建坦会移行 |
派遣病院
1975年 | 甲州中央温泉病院 |
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1977年 | 三菱大倉山病院 |
1979年 | 旧下館市民病院 |
1982年 | 目白第三病院消化器科 |
1985年 | 亀田総合病院消化器科 |
1987年 | 三菱大倉山病院 |
副院長 佐々木順平
この度当院の副院長として診療に加わり
私は幼いころから父(現院長)の背中を見て育ち、医師を目指すころから地域の第一線で医療を展開する医師を目指しておりました。医師となってからは大学病院での修練だけではなく、医学博士号取得後は特に一般病院での臨床診療を希望いたしました。茨城県の鹿島臨海工業地帯にある神栖済生会病院に外科部長として赴任時には、専門である大腸がん診療(腹腔鏡手術の導入や化学療法など)をはじめとした消化器がん診療や、胆嚢炎や虫垂炎といった急性期疾患など、外科内科疾患問わず消化器診療に従事し、当時は年間1000件を超える内視鏡を経験させていただきました。その後、東京都葛飾区の平成立石病院の外科副部長として、それまでの消化器疾患はもちろんのこと救急診療にも従事させていただき、一般内科疾患や脳外科疾患、整形外科領域を含む外傷、そして蔓延初期から新型コロナ感染症患者様の対応を行い、現在も研鑽を重ねさせていただいております。
大学病院を離れ市中病院の外来診療を行う中で、他診療科に通院している方が、進行した消化器癌で外来受診をするというケースが案外多いことに気づかされました。漫然と慢性疾患で通院している中で定期的な健康診断のみで重要な疾患が見逃され、症状発現時には進行がんが見つかってしまうという、非常に残念なすれ違いが生じてしまっていることがあります。
現在ではすべての人ががん検診を受けるのは困難な状況です。そして忙しい日々の生活や新型コロナウイルス感染症蔓延によるストレスなどで、自らの体の管理は後回しになっている方も多いでしょう。現在日本人の死因の第一位は悪性新生物、いわゆるがんです。がんは早期発見→早期治療が根治の重要なファクターであることは間違いありません。
私は、通常の外来診療の中で、胃カメラや大腸カメラの敷居を低くしもっと皆様の身近なものにする、そして提携病院と密接な連携をとることでCT検査やMRI検査を積極的に取り入れ、がんの早期発見に尽力していきたいと思っております。地域の皆様が安心して日々の生活を過ごすことができるように、がんの早期発見のための検査やマネージメントを行い、「地域で、消化器がんで亡くなる方をゼロにしたい」というのが私の強い想いです。
そして一般内科疾患はもとより、一般内科疾患、消化管疾患による慢性症状、腹痛・血便などの腹部救急疾患などに今まで以上に対応し、切創や膿瘍、良性腫瘍などに対する一般外科処置を新たに取り入れ充実させることによって、院長と共に地域の皆様の健康と安心の一端を担うことができればと思います。皆様、お気軽にご相談ください。
副院長 佐々木 順平
略歴
2000年 | 岩手医科大学医学部卒業 |
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同年4月 | 日本医科大学付属病院研修医 |
2002年4月 | 日本医科大学第一外科学教室入局 |
2006年 | 筑西市民病院外科 |
2007年 | 博慈会記念総合病院外科 |
2008年 | 日本医科大学第1外科助教 |
2012年 | 日本医科大学大学院医学研究科臓器病態制御外科学卒業 医学博士号取得 |
2013年4月 | 神栖済生会病院外科部長 |
2016年4月 | 平成立石病院外科副部長 |
所属学会
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器病学会専門医
非常勤医師
大城宏之医師
1980年 浜松医科大学卒
癌研附属大塚病院、亀田総合病院、聖隷三方ヶ原病院などを経て現在、聖隷佐倉市民病院
佐々木消化器科内科;第一土曜日消化器内視鏡担当